礼拝メッセージ 「お言葉どおりこの身に」 ルカによる福音書1章26~38節
長谷川ひさい師
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私たちも、み言葉を通して神に語りかけられたとき、胸騒ぎや不安になることがあります。マリヤは正直に、その不安な心のうちを御使いに尋ねました(34)。神は無理矢理従わせません。私たちも、マリヤのように不安や疑問、その他、何でも、祈りによって神に尋ねられることは、大きな励ましであり、とても大切なことです。
御使いは、恐れを抱くマリヤに、聖霊がマリヤと共に臨在し、身ごもりから出産までのすべてを行われますと答えました(35-37)。さらに、不妊の女と呼ばれていたエリサベツが、6ヶ月になっているという実例により、マリヤに信仰を与え、励まし、支えとなりました。神に出来ないことは何ひとつなく、神の言葉は必ず成就するのです(イザヤ55:11)。
これらは常識的に考えられず、人間の想像を超えており、これはマリヤへの相談事ではなく、マリヤはイエス様の母となる、「神からの召命」をいただいたのです。人間が考え、計画を立てて実行するのではなく、神が立てた計画を、神が遂行されること、これが召命です。そして、たとえその時点で肉親の理解がなくとも、どんな困難・苦難が待っていようとも、神からの呼びかけに対して応えるのが献身です。
マリヤは相談されることなく、突然、母となるべく召しをいただき、不安や疑問もありました。しかし、神にお従いすることを選び、決心をしました(38)。「わたしは主のはしためです」(38)とは、「主の女奴隷として、主の言葉に従いますから、お言葉通しに成してください」と、身を献げる献身の告白です。
マリヤの信仰の特徴の第1は、神から遣わされた御使いが語ったみ言葉は、必ず成就すると信じたことです。み言葉にしっかりと根ざした信仰は、エリサベツの証からも分かります(ルカ1:45)。第2は、すべてを神にお委ねして従う従順さです(38)。
やがて、誕生したイエス様は、私たちの身代わりとなって十字架にかかり、罪を贖い死んでくださいました。そして、私たちの罪と汚れをきよめて、クリスチャンとして生きる道を与えてくださいました。その原点は、マリヤのみ言葉を信じる信仰と、すべてをお委ねして従う従順です。私たちもこのマリヤのごとく、み言葉を信じる信仰をいただきましょう。そして、不安や恐れ、疑問などを神に正直にお話し、神からみ言葉の応えをいただき、すべてをお委ねして従う者とならせていただきましょう。
教会の各活動
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午後は、教会役員会が行われました。
今週~来週の予定
■婦人祈祷会 火曜日(3日)10:30~
聖書:箴言28章13節
題:憐れみを受ける
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:209、372
■聖書研究祈祷会 水曜日(4日)19:30~
聖書:マタイの福音書5章38~42節
題:2マイル行きなさい
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:1、172、379
■第2アドベント礼拝 来週日曜日(8日)10:30~
招詞:ピリピ書2章10~11節
交読文:29 詩篇95篇
聖書:ルカによる福音書1章46~56節
題:目を留めてくださる主
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:67、98、88