2015/06/29

7/12 初夏のチャペルコンサート(山田律子・加藤泉)のご案内

※この記事は、7/12の「初夏のチャペルコンサート」のお知らせです。

京都信愛教会ではこの7月、初夏のチャペルコンサートを行います。

今回は日本メノナイト・ブレザ レン教団寝屋川キリスト教会より、山田律子先生・加藤泉氏をお招きして、素晴らしい演奏と声楽をしていただきます。

どなたでも入場無料です。「教会に一度は足を運びたかった」という方も、ぜひお越しください。

詳しくは、下のチラシをご覧ください。




■日時


2015年7月12日(日) 開場12:30 開演13:00

■ソプラノ: 山田 律子


大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院に学ぶ。
ドイツリート、オラトリオを中心に数多くの演奏会に出演。
1981年日本教会音楽研究会より教会独唱者A級の認定を受け、賛美奉仕者として教会内外でキリストの愛を伝えている。
また近年は病院や老人ホームなどで歌のボランティア活動にも力を注いでいる。
その澄んだ歌声は心の奥底にまで響くとの定評がある。
CD「ごらんよ空の鳥」「神と共に」をリリース。
大阪楽友協会音楽研究所所員。
関西歌曲研究会会員。
日本メノナイト・ブレザレン教団寝屋川キリスト教会員。

■ピアノ: 加藤 泉

お茶の水女子大学音楽科卒業、同大学院修了。
アメリカ、ニューイングランド音楽院留学。
連邦銀行主催リサイタル、FM-WGBHリサイタル番組に出演。
イギリスインターナショナルサマースクールに伴奏ピアニストとして参加。
ソロ活動のほか、合唱、声楽、室内楽、舞踏、絵画、朗読とのアンサンブルピアニストとして活躍中。
絵本と音楽のコラボレーションコンサートを15年間、公の助成を得て企画開催。
この3年間は文化庁委嘱団体助成事業として継続している。
東京芸術大学舞台芸術プロジェクト実験講座修了。
京都音楽家クラブ会員。

■曲目(予定)

第1部

  • 夏の思い出(江間章子作詞、中田喜直作曲)
  • 初恋(石川啄木作詞、越谷達之助作曲)
  • さとうきび畑(寺島尚彦作詞・作曲)
  • アヴェ・マリア(カッチーニ作曲)
  • 幸福(シューベルト作曲)
  • 見上げてごらん夜の星を(永六輔作詞、いずみたく作曲)
  • 歌をください(渡辺達生作詞、中田喜直作曲)

第2部

  • 愛されている(星野富弘作詞、なかにしあかね作曲)
  • このままの姿で(プレイズソング)
  • 目には見えねども(聖歌)
  • 感謝します(プレイズソング)
  • ああ美しい町(黒人霊歌)
  • You Raise Me Up(ブレンダン・グラハム詩)
  • 主の愛が今(リバイバルソング)



■会場・お問い合わせ


日本イエス・キリスト教団 京都信愛教会
京都市北区大将軍坂田町21番地12
TEL(075)461-1938
牧師: 長谷川和雄
副牧師: 長谷川ひさい
※当教会は、伝統的なプロテスタントの流れを汲むキリスト教会です。

2015/06/28

主日歓迎礼拝「どちらを選びますか」

礼拝メッセージ「どちらを選びますか」出エジプト記20章3節


長谷川ひさい師


この世界には二種類の神が存在します。一つは人間が作った神です。もう一つは人間を造った神です。どちらの神を信じるかによって人の生き方も違ってきます。日本は宗教が盛んな国に見えます。宗教法人が19万も登録されており、神を作る名人で八百万の神々があります。少し偉いと言われると神にしてしまいます。菅原道真の天神、徳川家康の権現、乃木神社。そして、経営の神、打撃の神、魔神。高速道路の安全祈願を神主によるお払いなどをします。クリスチャンでない家では神棚、仏壇、台所にお札、車には神社のお守りが普通あります。しかし、イザヤ書44章を読みますと、これら全ては人間が作った偶像であることが分かります。

Ⅰ. 人間が作った神
十戒に、「わたしのほかに、なにものをも神としてはならない」(出エジプト20:3)、「自分のために、刻んだ像を造ってはならない」(同4)、とあります。人間が偶像を作ることは、宗教心や信仰のあらわれです。しかし、その宗教心は「自分のために」偶像を作ると指摘されています。人間が宗教を求める時、神仏を「自分のために」偶像を作ることによって、自分の宗教心を満足させるものだとしたら大きな問題です。それは、よりよく、「自分のために」、より多く利益をもたらす神々をたくさん捜し求め、多くの偶像を作っているのです。その偶像は、人間が「自分のために」、自分を主人公として支配するために作ったのですから、人間に対して「否」と言わない、ペットのようなものです。

Ⅱ. 人間を造った神
1) 「はじめに神は天と地とを創造された」(創世記1:1)、とあるように、このまことの神によって造られなかったものは何一つありません。人間や万物の創造者こそ、まことの神です。人間は被造物ですから、人間が神にはなれませんし、被造物である人間が神を利用しようとする考えは間違いです。
2) 神が燃える柴のうちに現れた時、モーセが、「名はなんというのですか」と尋ねると、神は「有って有る者」と答えました(出エジプト3:13-14)。それは、まことの神は永遠から永遠まで存在し、何ものにも依存されない神です。また、人間が必要としようがしまいが、人間が信じようが信じまいが、それによって在ったり無くなったりしません。永遠に存在し、自立自存の絶対者なる神です。
3) まことの神は人間との人格的な交わりを求めておられ、人間に知、情、意を与えられました。また、善悪を知る良心もあり、人間が神の被造物であることが示されています。まことの神は「否」と言われ、創造の目的に適わないものを、ご自身の「義」をもって裁かれます。しかし、神は愛なる方ですから、失われた人間との人格的な交わりを回復してくださいました。「神はそのひとり子を世につかわし、彼によってわたしたちを生きるようにして下さった」(1ヨハネ4:9)、「神を見た者はまだひとりもいない。ただ父のふところにいるひとり子なる神だけが、神をあらわした」(ヨハネ1:18)と、聖書によって救いと、主を深く知ることができるのです。

Ⅲ. 二つの生き方。
1) 人間が造った神を信じる者は、自分のために生き、自分の利益や価値基準で判断するので、心の清さ、思いやりがなくなります。
2) 人間を創造した、まことの神を信じる者は、目的と使命をもった生き方をします。また、神に喜ばれる歩みをし、神の役に立つ生き方を喜び、人を思いやり、愛し合い、仲むつまじく、平安のある人生、天の御国を目指して歩む生き方を見いだします。このまことの神を、迷わず選び信じて歩みましょう。



教会の各活動


ブレスの会衆賛美の様子
午後は、婦人会主催全体行事「手話で歌おう」が行われました。


今週~来週の予定


○婦人祈祷会 火曜日(6月30日)10:30~12:00


※教区牧師夫人修養会のため休会

 

○聖書研究祈祷会 水曜日(7月1日)19:30~21:00


聖書:詩篇16篇1~11節
題:主のほかに私の幸いはない
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:264、428、385

 

○主日礼拝 来週日曜日(7月5日)10:30~12:00


招詞:ヨハネによる福音書15章9-11節
交読文:57  Ⅰコリント書13章
聖書:Ⅰコリント書13章8-12節
題:愛は決して滅びない
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:364、515、396

2015/06/21

主日礼拝「神と人を愛し尊敬される父」

礼拝メッセージ「神と人を愛し尊敬される父」ルカによる福音書10章25~37節


長谷川和雄師


CSより「父の日」の感謝にて
父の日は1910年、米国ワシントン州のドット夫人が、「父に感謝する日を」との提唱が始まりです。彼女が幼い時母が亡くなり、男手一つで子どもたちを育てた父親に感謝し、牧師に父の誕生日の6月に特別の礼拝をしてもらったことがきっかけです。1966年、36代大統領ジョンソンが、6月第3日曜日を父の日に定め今日に至っています。

心理学者フロイトは「人格の神とは、心理的に高められた父親の存在に他ならない。父の権威が崩れると同時に、若者の信仰もすみやかに失われていく」と言っています。「大草原の小さな家」に理想的な父親チャールズを見ます。しかし近年、父親が尊敬されていません。信仰による愛に満たされることによって父親の権威を回復し、尊敬される父親にならせていただき、子どもたちに信仰が与えられるようにと願います。今日は、愛の実践について学びます。

Ⅰ. 犠牲的な愛
1) エルサレムからエリコへの山道を旅する旅人が、仕事が無くなった生活困窮者たちによって、旅の途中強盗の被害にあい、死にかけていました。そこへ祭司(牧師)やレビ人(クリスチャン)が通りかかりました。彼らは、愛を説いていたので困っている人を助けるべきでしたが、見て見ぬ振りをして逃げ去りました。
2) 何故逃げたのでしょうか。①助けてると自分も強盗に遭ってしまう。②自業自得だ。③助ける余裕がない。④自分に関係のない人と考えました。少しの慈善の心からの行為で満足し、自己犠牲的な親切は嫌います。
3) この世において他人の親切心に期待をすると裏切られ失望します。利己的でなく、私利私欲をむさぼらない、純粋な愛はなかなか見つけ出せません。 

Ⅱ. 愛すべき隣人
1) 死にかけた旅人を助けた人は、ユダヤ人が見下げていたサマリヤ人でした。彼は哀れに思い、高価な薬で手当てをし、家畜に乗せて宿屋に泊まらせ一晩中介抱し、デナリ2つを宿屋の主人に与え、旅の帰りに不足額を払うと約束しました。
2) この話は律法学者が主を試みて、どうしたらでなく、「何をしたら永遠の生命」(25)に与れますかとの質問に始まっています。主の、律法には何と書いてあるかとの質問に応え、「心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ」(27・申命記6:5)、「自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ」(27・レビ19:18)と答たので主は、「あなたの答は正しい。そのとおり行いなさい。そうすれば、いのちが得られる」(28)と答えました。それで、彼は「わたしの隣り人とはだれ」(29)かと質問したのでこのたとえを語りました。最後に主は、「だれが強盗に襲われた人の隣り人」(36)かと質問され彼は、サマリヤ人と言えず、「慈悲深い行いをした人」(37)と答えました。主は、「あなたも行って同じようにしなさい」(37)と言われました。

Ⅲ. 犠牲的な愛の実行。
1) クリスチャンとして愛を語ることが多いです。「わたしたちは言葉や口先だけで愛するのではなく、行いと真実とをもって愛し合おうではないか」(1ヨハネ3:18)とありますから、神の御名が崇められるために、自己犠牲と自己否定の心を主から与えられて、金、時、労を惜しまないで実践しましょう。
2) 聞いてほしいと思っている老人や、人間関係で悩んでいる働き盛りの人、いじめられている子どもなどが多くいます。「愛のあるところに神あり」(トルストイ)とあります。私たちは父の日の今日、主にあって神の愛で満たしていただき、父親の権威を回復され、尊敬される父親にならせていただき、子どもたちに信仰を継承したいと願います。



教会の各活動


CS初夏のレクリエーションにて
午後は、CS初夏のレクリエーション(アイスクリームパーティ)が行われました。


今週~来週の予定


○婦人祈祷会 火曜日(6月23日)10:30~12:00


聖書:ヨハネによる福音書3章36節
題:永遠のいのち
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:89、211


○聖書研究祈祷会 水曜日(6月24日)19:30~21:00


聖書:詩篇15篇1~5節
題:神の臨在に触れる人
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:21、201、316


○主日歓迎礼拝 来週日曜日(6月28日)10:30~12:00


招詞:詩篇46篇10節
交読文:21 詩篇62篇
聖書:出エジプト記20章3節
題:どちらを選びますか
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:19、21、275

2015/06/15

6/28 「手話で歌おう」のご案内

※この記事は、6/28の「手話で歌おう」のお知らせです。

京都信愛教会ではこのたび、婦人会主催の行事として「手話で歌おう」を行う事になりました。

東日本大震災の被災者の方への支援として作られた「花は咲く」を手話で歌うことをともに学びます。手話のミニ講座やティータイムもあります。

どなたでも入場無料です。「教会に一度は足を運びたかった」という方も、ぜひお越しください。

詳しくは、下のチラシをご覧ください。




■日時


2015年6月28日(日) 13:00~14:30


■会場・お問い合わせ


日本イエス・キリスト教団 京都信愛教会
京都市北区大将軍坂田町21番地12
TEL(075)461-1938
牧師: 長谷川和雄
副牧師: 長谷川ひさい
※当教会は、伝統的なプロテスタントの流れを汲むキリスト教会です。

2015/06/14

主日礼拝「神の愛が花を咲かせる」

礼拝メッセージ「神の愛が花を咲かせる」ホセア書14章1~9節


長谷川和雄師


チャペルコンサートにて
花の日・子どもの日は1856年、アメリカ・マサチューセッツ州のC・レオナルド師が、子どもに神の恵みが印象付ける美しい花により神への感謝を教える宗教教育を強調するために、6月第2日曜に特別の礼拝を行ったのが起源です。

著者はホセア(主は救う)。北王国の愛の預言者。アモス、イザヤ、ミカと同年代活躍。20歳から72年間奉仕、98歳召天。ヤラベアムⅡ世の時、国は繁栄していましたが、道徳的に退廃。神の命令に従い姦淫を犯した女性と結婚し、裏切られても愛し通した。ホセアの召命と象徴的物語(1-3章)。耐え難いイスラエルの罪(神は聖)(4-7章)。イスラエルは滅ぼされる(神は義)(8-10章)。イスラエルは回復される(神は愛)(11-14章)。ホセア書は愛の神によるイスラエルの回復の預言を通し、民に希望を与えています。

Ⅰ.愛なる神の勧告(1-2a)…
1) 国の災難は、主に背いた罪咎によることを指摘し、深い罪意識をもって悔い改め、「主に帰れ」(1)と勧告し、神による救いを記しています。罪の自覚と悔い改めは、主の言葉の真実と、信頼への目覚めにより生まれます。
2) 「言葉を携えて、主に帰って言え」(2)との神の促しは、動物の犠牲の供え物である捧げものというより、信仰の献身のあり方を示します。「言葉」とは「祈り」です。神の受け入れるささげものは、砕けた悔いた心です(詩篇51:17)。感覚的、物質的祭祀による礼拝は、御利益信仰へと傾いていました。しかし、ホセアは真の神への信仰に備わっている霊的、内面的な信頼による罪の告白と悔い改めによる、献身の礼拝の回復を民に勧告しています。ですから、「くちびるの実をささげます」(2)と言い、真の悔い改めを勧めます。

Ⅱ.神の愛に応える民の悔い改めの祈り(2b-3)…
ホセアは個別的な罪を掲げ、その罪から遠ざかるように勧めます。3節に3つの具体的な罪が語られています。
人間的な知恵でアッシリアと軍事同盟を結び危機から免れようとする事。
エジプトの軍馬を手に入れ軍事力強化を図ろうとする事。
自分の力に頼み、自己願望実現に偶像の神を作り仕えさせる偶像礼拝をする事。政治的権力や祭りを利用する事を悔い改め、真の神への無条件の信頼と献身を口で告白し、真の礼拝を回復するように勧めました。

Ⅲ.愛なる神の約束(4-9)…
救いの約束と神の憐れみが記されています。
1) 背信による堕落を病とみて、神の愛による癒し(救い)を記します。神は自発的な悔い改めを待たないで愛します。「主に帰れ」(1)と、息子を愛する父が放蕩息子の帰りを待つのと同じです(ルカ15章)。
2) 「怒りは彼らを離れ去った」(4)と、恵みへの転換を記します。①乾季のパレスチナの「露」(4)は植物に驚くべき実りをもたらします。露のように、真の神の愛は生命を与え維持する力です。②イスラエルの栄光は、神が育て養い、麗しさと豊かさと純潔の象徴である野の「ゆりのように花咲き」(5)ます。神の恵みは「ポプラのように根を張り」(5)、子孫が繁栄します。神の力の偉大さによる勝利は、「麗しさはオリブの木」(6)と、「かんばしさはレバノン」(6)の杉の美しさと立派さに比べられます。
3) 民が真の神の下に「帰って来て、わが陰に住」(7)むとは、神の恵みに身を委ねて生きる時に、豊な「実を得」(8)ます。また、常緑樹である「いとすぎ」(8)は「いのちの木」(黙示録22:2)の比喩です。神の呼びかけに応じ、主のみ言葉(神の意志)に従う道は真っ直ぐで、神の愛に溢れ、正しく聖い道に歩ませ、その人生に豊な実を結びます。



教会の各活動


午後は、チャペルコンサート(小早川由起子姉・藤田まどか姉)が行われました。


今週~来週の予定


○婦人祈祷会 火曜日(6月16日)10:30~12:00


聖書:イザヤ書66章2節
題:目を留める者
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:202、324



○聖書研究祈祷会 水曜日(6月17日)19:30~21:00


聖書:詩篇14篇1~7節
題:祈らない愚か者
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:267、325、195



○主日礼拝 [父の日] 来週日曜日(6月21日)10:30~


招詞:ヨハネによる福音書15章9-11節
交読文:57  Ⅰコリント書13章
聖書:ルカによる福音書10章25~37節
題:神と人を愛し尊敬される父
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:21、316、365

2015/06/08

6/14 チャペルコンサート(小早川由起子・藤田まどか)のご案内

※この記事は、6/14の「チャペルコンサート」のお知らせです。

京都信愛教会ではこの初夏、チャペルコンサートを行います。

今回は枚方希望教会より、小早川由起子姉・藤田まどか姉(実の姉妹)をお招きして、素晴らしい演奏と声楽をしていただきます。

どなたでも入場無料です。「教会に一度は足を運びたかった」という方も、ぜひお越しください。

詳しくは、下のチラシをご覧ください。




■日時


2015年6月14日(日) 開場13:00 開演13:30

■独唱: 小早川 由紀子


自由学園卒業。
声楽を1988年より宮越昌子氏(関西二期会)に師事し、現在に至る。
同氏の元で声楽の研鑽を積む一方、小児科病棟やホスピスにて、
独唱などの音楽ボランティア活動を積極的に行う。
毎年、「にじの会」演奏会に出演の他、各地の教会などで独唱賛美や
闘病体験の証しを行う。23歳でPSC(原発性硬化性胆管炎)を発症、
1998年及び2010年の二度に渡る生体肝移植手術により命を救われる。
また、第46回より大阪ケズィック・コンベンションにて独唱賛美を行う。
2011年、宇治鳳凰ロータリークラブより鳳凰賞を授与される。
現在、日本イエス・キリスト教団 枚方希望教会員。

■ピアノ伴奏: 藤田 まどか

エリザベト音楽大学 宗教音楽学科 パイプオルガンコース卒業。
神戸松蔭女子学院大学にて教会音楽コースを 3年間学ぶ。
教会オルガニスト認定試験合格。
オルガンを戸沢真弓、鈴木雅明、大塚直哉、坂倉朗子の各氏に師事。
芦屋教会主催オルガンコンサートに出演。
自宅にてピアノ指導の他、シンカワピアノ・オルガンセンターにて
オルガン講師を務める。
現在、日本イエス・キリスト教団 枚方希望教会員。

■曲目(予定)


  • 「朝 静かに」「もしも私が苦しまなかったら」詩:水野源三
  • 「愛されている」詩:星野富弘
  • 「野薔薇」「青い小鳥」作曲:山田耕筰
  • 「さびしいカシの木」詩:やなせたかし
  • 「小さな空」武満徹
  • 歌劇『夢遊病の女』より「愛する仲間の方々~なんと晴れやかな日~私の心臓の上に手をお置きになると」ベッリーニ


■会場・お問い合わせ


日本イエス・キリスト教団 京都信愛教会
京都市北区大将軍坂田町21番地12
TEL(075)461-1938
牧師: 長谷川和雄
副牧師: 長谷川ひさい
※当教会は、伝統的なプロテスタントの流れを汲むキリスト教会です。

2015/06/07

主日礼拝「隣人を愛する」

礼拝メッセージ「隣人を愛する」コリント人への第一の手紙13章4~7節


長谷川和雄師


人間の愛は自己中心で、愛が相手を苦しめることもあり、真の愛には程遠いのが現状です。しかし、聖書が示す愛に生きるとき、お互いが愛する喜びに満たされ、輝くことができるのです。

Ⅰ. 愛は不義を喜ばず真理を喜ぶ…
1) 愛は不義、不正を喜ばず、嫌悪し、近づきません。しかし、不義を行う者を見下げ、怒り、避けます。自分を敵と考え憎み、意地悪をし、不義を行う者を赦せないのは人情です。愛はとりなし、不義を忘れることを願います。けれども、不義を責めないことは不親切で、自己愛の行動です。しかし、悪を行う仲間に加わらず、忠告には勇気が必要です。主は人の罪・不義を憎み責めましたが、全ての人の罪の身代わりとなって死に、罪を赦してくださいました。悪を憎んで人を憎みませんでした。罪を素直に認め、主の十字架を仰ぎ、人ではなく真実で正しい神の前に正直に告白する時、主は赦してくださいます(1ヨハネ1:9)。教会に集うお互いは、神の愛のゆえに赦された者であることを覚えるので、互いに受け入れ合えるのです。これが真の信仰生活・教会生活です。日々、十字架を仰ぐ教会に愛が満ちています。
2) 愛は真理、正義、真実を追い求め、悪を赦さず、指摘し、あいまいにしません。主は、み言葉による真理を心にとめることを勧めています(ピリピ4:8)。真理は、自分のありのままの姿、弱さや罪深さが示され、素直に認めるとき砕かれ、日々十字架を仰ぎ、主に寄り頼むので、主の憐れみを豊に受けます。真理を喜ぶとは、み言葉に親しみ、日々、主の血潮を仰ぐことです(ピリピ3:1、4:4)。

Ⅱ. 愛はすべてを忍ぶ…
我慢し、こらえるというより、原語は、「おおう」「かばう」という意味です。主の愛は、人の欠点や失敗を覆い、かばい、弁護し、静かに矯正します(Ⅰペテロ4:8)。

Ⅲ. 愛は全てを信じる…
愛するがゆえに何が起ころうとも信頼し続け、全てに好意ある解釈をし、人の品性の益になるなら信じ、人の弁解を信じますが、嘘を信じて騙されません。主の愛は、神の前に真実に生きるザアカイを変え(ルカ19章)、主を捨てた弟子たちに福音宣教を委ね(マルコ16章)、裏切ったペテロを憐れみ、主への愛を確認しました(ヨハネ21章)。

Ⅳ. 愛は全てを望む…
罪深い者を諦めレッテルを貼らず、主がみ言葉によって、命に至る悔い改めに導き、立ち直らせると信じます。信じたのに裏切られても失格の烙印を押さず、その人が主にあって救われる日を期待して待ち望みます。主は、疑い深いトマスにも現れ優しく声をかけ(ヨハネ20:29)、主を裏切ったユダにも「友よ」(マタイ26:50)と声をかけ、悔い改めを期待し続けました。

Ⅴ. 愛はすべてを耐える…
愛は辛抱し、忍び、弱らず、踏みとどまり、持ちこたえ、身に引き受け、命がけでその人を守り抜き、誘惑に対して不動の心を持ち、受けた災難にも報復しません。主は、あざけられ、つばを吐きかけられ、鞭を打たれ、茨の冠を押し付けられてかぶせられ、十字架に貼り付けにされ、十字架の下からなじられても一言も答えられませんでした(イザヤ53:7)。我慢することではなく、どんな者でも、主にあって新創造されると期待し続けることです。ここでの愛は、具体的に愛の行為を求めていません。愛の無さを認め、主の前に砕かれて、愛を求め、主に寄り頼み、主によって愛の人と変えられ、互いに愛し合い、主の臨在を持ち運ぶ者と造りかえられることを主に期待し、主の愛に満たされることを求めています。



教会の各活動


午後は、教会役員会と青年会(結婚お祝い会)が行われました。


今週~来週の予定


○婦人祈祷会 火曜日(6月9日)10:30~12:00


聖書:ルカの福音書1章38節
題:神に従ったマリヤ
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:205、390



○聖書研究祈祷会 水曜日(6月10日)19:30~21:00


聖書:詩篇13篇1~6節
題:私の目を明らかに
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:230、358、356



○主日礼拝(花の日) 来週日曜日(6月14日)10:30~


招詞:ヨハネによる福音書15章9-11節
交読文:55 ヨハネによる福音書15章
聖書:ホセア書14章1-9節
題:神の愛が花を咲かせる
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:21、438、22