2014/03/30

主日礼拝「とこしえに主の家に」

礼拝メッセージ 「とこしえに主の家に」 詩篇23篇1~6節

長谷川和雄師

 

CS教師任命式の様子
人は、困難と病、誤解と中傷、虐待と冤罪で苦しめられても、「恵みと慈しみが私と共にあります」と言えるでしょうか。しかし、「主はわたしの牧者であって、私には乏しいことがない」と告白できる人は、その祝福を受けますと、今日の詩篇は記しているのです(詩篇100:5)。

Ⅰ.追って来る恵と慈しみ(6a)。
1) 人の必要を満たす。人は全ての必要が満たされても満足しませんが、罪が赦されてはじめて満足します。
①「恵み」は、神が一方的に全ての必要を満たし幸せにします。それは、最善であり、繁栄と平安を与え、神と親しく交わり、神と人を喜ばせます(詩篇34:8)。
②「慈しみ」は、愛の神の憐れみと真実は、神を敬う者の全ての罪を赦し親切にして下さいます。
2) 神のもとに引き戻す。慈しみと恵みが追いかけて来て、神のもとに引き戻します。
①追って来る。神はあなたが何処に行ってしまっても、主の恵みと慈しみが追いかけてきます(創世記3:9、ルカ15:4-7)。私たちが恵みと慈しみを追いかけると疲れ、神から離れてしまいます。神の御心を知り、神の最善を信じて待ちましょう。
②そこにある助け。羊飼いは常に先頭、また、しんがりとなって守って下さいます。
③周りの人々に大きな祝福を与えます。
3) 神の約束は真実です。
①神の約束のみ言葉は永遠に変わらず、必ず成就されます(Ⅱテモテ2:13)。
②父なる神は、良きものを与えることを惜しみません(詩篇34:10)。
③神は約束を途中で止めたり、忘れません。
④神は、神を畏れる者を、裏切ったり、見捨てません(マタイ28:20)。

Ⅱ.とこしえに主の家に(6b)。
主の臨在に囲まれている牧場の羊は、牧者から受ける配慮に全く満足し、深い絆で結ばれ、牧者を信頼し、変化を願いません。牧者は羊に愛情がわき、羊と別れる気持ちは全くありません。健康な子どもを産み続ける羊は彼の喜びであり、益であり、誇りです。
1) 主の家。最期の時、多くの人が、「まだ迎えに来ないのでしょうか」と言います。主が天国の家を備えていますと答えます(ヨハネ14:1-3)。
①愛の家は忍耐力を与え、良心が苦しんでいる者を和らげ、有名人を涙で曇らせます。貧しくても、我が家に勝るものがあるでしょうか。クリスチャンには主を頭とする教会、天国が我が家です。
②家を魅力的にするのは場所や物ではなく、強い紐で結ばれた家族の存在です。
③私たちの良き牧者は天の家に行かれ、主を畏れる者は主と何時も、何時までも一緒であり(詩篇27:4)、主を喜び賛美をし、懐かしい人々、愛する者と再会し、親しい交わりがあります。
2) 主の家での生活。主を信じた者に永遠のいのちが与えられ、生ける神の宮とされ、聖霊が宿ります(Iコリント3:16)。そこでは、み言葉に生きる喜びを教え、主の臨在を持ち運び、互いに仕え合います。

Ⅲ.詩篇23篇。
1節: 内から湧き出る欲望を主に任せて歩めるのです。
2節: 心配や思いわずらいを神に任せて憩うことが出来るのです。
3節: 主が生かしていて下さるのですから、み名のために、正しい道に導かれる主に従いましょう。
4節: 最期の時、愛する者が手を握るより、神の前に弁護される主が共にいて下さる幸いに勝るものはありません。主に似る者として下さるために訓練して下さいます。
5節: 死と云う絶望を前にしても必要を満たし、聖霊で満たされる主に任せて憩いましょう。
6節: 恵と慈しみが追いかけて来るので、望を主に任せましょう。
詩篇23篇を私の人生の歌として生かされ、主を信頼して全てを任せ、主に従う生涯を全うしましょう。



教会の各活動

スプリングキャンプにて


午後から翌日昼前まで、スプリングキャンプ(関西セミナーハウス)が行われました。

今週~来週の予定

 

○婦人祈祷会 火曜日(1日)10:30~


※教区ティーンズスプリングたおたおのため休会します。


○聖書研究祈祷会 水曜日(2日)19:30~


聖書:マルコによる福音書7章31-37節
題:耳と口を開く主
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:266、258、365


○主日礼拝 来週日曜日(6日)10:30~


招詞:ヘブル書10章19-22節
交読文:8 詩篇24篇
聖書:ヘブル書12章1~2節
題:健全な信仰に生きる教会
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:27、367、316