2014年2月9日日曜日

主日礼拝「我が霊によるなり」

礼拝メッセージ 「我が霊によるなり」 ゼカリヤ書4章6~10節

長谷川和雄師

 

我が教団と深い関係のある日本伝道隊は英国で生まれ、教派や教団を越えて日本にキリストの福音を伝えるために宣教師を送り、神学校を創設し伝道者を育てる団体です。この団体の創立者はB・F・バックストン先生です。先生が創立時に与えられたのが、今日の中心聖句です。我が教団の聖句は出エジプト33:14で臨在信仰です。私自身に与えられた牧会の聖句であり、牧会理念は「万事聖霊、万事祈祷」です。今日の聖句の意味するところを学びましょう。

Ⅰ.ゼカリヤ書…
1) ゼカリヤ。彼は、祖父で祭司イドに育てられ、ペルシャのダリヨス王の時に預言し、幻を見る預言者でした。本書はBC520年頃エルサレムで書かれ、捕囚から帰還した民が、再建工事を放置していました。ハガイと同年代に共に預言しました(エズラ5:1)。
2) イスラエル民俗の歴史。民はカナンに定住し生活が安定した時、王を求め、神はサウル、ダビデを立て国は栄えましたが、北と南に分裂。神を畏れない国になり、北王国はアッスリヤに滅ぼされ、南王国はバビロニヤによって多くの民が捕囚の民としてバビロンに連行され、国には異邦人が移され、残された民は異教化し、捕囚民は不信仰と不従順を悔い改めました。神はエレミヤの預言の通りに70年後、ペルシャ王国が誕生し、クロス王が神殿や城壁の再建命令を出し、民は祖国に帰還し、神殿、城壁、家の再建工事を始めましたが、内外の妨害者が起こり、神殿の基礎を築き工事を中断します。
3) 預言者の活動。ハガイとゼカリヤは再建工事を勧めるように叫びました(ハガイ1:1-8)。総督ゼルバベル(ダビデ王の血を引き実質は王)と、大祭司ヨシュアがリーダーでした。しかし、神が民を解放し、使命を与え、ペルシャ王が後ろ盾となったのに、彼ら自身の生活を第一とし、神殿と城壁の再建工事を途中で放棄したのです。

Ⅱ.総督への励まし…
1)
幻。先に、ヨシュアへ聖い礼服と帽子を与え、罪をきよめ、義と認め、大祭司の勤めを行えると励ましました。今日の幻は、ゼルバベルへの励ましです。普通燭台は、神殿の聖所に置かれ、火は消せないので、祭司はオリーブ油を定期的に補給しましたが、幻の金の燭台は、そばにあるオリーブの木から直接給油され燃え続けました。
2) 私の霊による。幻の意味を尋ねると、「権勢によらず、能力によらず、わたしの霊による」でした。民は、瓦礫の山、少人数での再建工事、周囲の敵が工事を妨害する難工事を遂行する必要がありました。神は、「権勢によらず」、立場上の権力、集団の組織的力、強力な軍隊ではなく(詩篇20:7)、また「能力によらず」、人間的な力、財産、個人的力量ではなく、「わたしの霊」によるとの答です。神ご自身が働かなかったら何も行えません(ローマ8:7-11)。肉に益はなく、神に反抗します。しかし、霊の人は、肉には出来ない事を行えます。伝道や奉仕、神の宮(魂)の育成などは、聖霊ご自身のみ業です。神はみこころを示し、導き、最善を成されます。主に全く信頼し、愛をもって事をなし、結果を神に委ねる者を主の勝利のために用います(ローマ8:28)。
3) 平地となる。「大いなる山」とは、再建工事の妨害、困難です。人は問題や困難の山を見て意気消沈しやすい者です。社会、親族、組織、教育、怠慢、道徳、生活苦が問題でなく、問題は聖霊の内住が問題です。神の前に敵はありません。しかし、神の恵みを感謝する時、神は助け、工事は完了し、神に心から感謝し、共に喜びます。パウロは誰よりも多く働いて業績をあげましたが、それは神の恵みでしたと記しています(Iコリント15:10)。クリスチャンの育成や歩み、教会建設などの全てに、神が働かれる時に完成します。決して人間の努力、才能、財産、人数などの優劣や多さによりません。聖霊が働かれるときに完成するのです(ローマ15:7、ピリピ1:6、2:1-5、10、12-13)。


教会の各活動


午後は、教会予算総会が行われました。

今週~来週の予定


○婦人祈祷会 火曜日(11日)10:30~


※休会します

○聖書研究祈祷会 水曜日(12日)19:30~


聖書:ペテロ第1の手紙5章6-7節
題:神に委ねる
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:2、232、273


○主日礼拝 来週日曜日(16日)10:30~


招詞:イザヤ書45章22節
交読文:15 詩篇40篇
聖書:コロサイ書4章2~6節
題:主にある奉仕
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:494、196、429