2013年12月23日月曜日

クリスマス燭火礼拝「博士たちの礼拝」

クリスマス燭火礼拝メッセージ 「博士たちの礼拝」 マタイによる福音書2章1~12節

長谷川ひさい師

 

東方の異邦人である博士たちが、イエス様の誕生に気付いて、イスラエルの国にやって来ました。その国は、エルサレムから見て東の方ですから、アッスリヤ、バビロニヤ、ペルシヤといった、イスラエルのかっての敵国であり、真の神を礼拝していない国と見なされた所からやって来たのでした。何処の国から来たのか特定することが出来ませんが、ユダヤ人よりも先に、救い主イエス様の誕生に気付いたのですから、何と驚きでしょうか。
 

博士たちは、暗黒の世界に生きており、真の神を知らずにいました。しかし、そのような中で、闇の中に輝く特別の星を見つけ出し、それを頼りにエルサレムにやって来たのでした。博士たちはエルサレムに着いた時、「ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました」(2)と、言いました。その方は特別な方で、救い主であられ、その方の誕生を信じていたので、遠い所から尋ねて来て、そして、何よりも礼拝をするために来たと言うのです。
 

ヘロデ王は、このことを聞いて不安を感じました(3)。自分の地位が脅かされてしまうのではないかという不安でした。そこで王は、祭司長たちや律法学者たちを全部集めて、「キリストはどこに生れるのか」(4)と聞きました。彼らが調べると、ベツレヘムがその場所であるという、ミカ書5章2節を見つけ出しました。ヘロデ王は博士たちに、「その幼な子のことを詳しく調べ、見つかったらわたしに知らせてくれ。わたしも拝みに行くから」(8)と言いました。
 

博士たちはエルサレムにやって来て、旧約聖書のみ言葉によって、はっきりと場所が分かり、ベツレヘムに向かって旅を続けました。東方で見た星が、彼らより前に進んで道案内をして、幼子のイエス様の所に連れて来てくれたのです。博士たちが神のみ言葉を信じて従った時、そのみ言葉の成就を見ることが出来て、体感することが出来、大きな喜びが与えられ、家に入って、母マリヤのそばにいる幼子のイエス様に会って、ひれ伏して礼拝をし、博士たちは宝の箱を空けて貴重で大切な黄金、乳香、没薬を献げました。宝物をもって長い旅を続けてきたことから博士たちの心の内が分かりますね。彼らはイエス様の誕生地が示された時よりも、大きな心の変化を与えられ、この方こそ救い主と信じて礼拝をしました。
 

博士たちは神が夢で見せてくださったみ告げの通り、来た道とは違う別の道を通って、自分の国に帰って行きました。この時代、王の命令を無視するということは大変な勇気と決断力が要ります。博士たちは一人もたがわず一致して神のお言葉に従ったのです。この行動によって、救い主イエス様の命が守られたのです。
 

私たちは今晩、異邦人の博士たちにも真の救い主イエス様の誕生が知らされたこと、神のみ言葉を信じて勇気ある決断をしたこと、博士たちは心を一つにして別の道を帰っていったこと、何より最も大切な宝物である黄金、乳香、没薬を献げたことを知りました。異邦人である私たちにも、神は、この素晴らしいイエス様の誕生のことを教えてくださり、み言葉に従う勇気と決断をし、心から宝物を献げて、礼拝することを教えてくださっています。救い主の主イエス様を心からお迎え致しましょう。