2013年12月15日日曜日

第3アドベント礼拝「その名はヨハネ」

礼拝メッセージ 「その名はヨハネ」 ルカによる福音書1章57~66節


長谷川和雄師


キリストの先駆者ヨハネの誕生物語を知り、御子の誕生を祝うクリスマスの備えをしましょう。


Ⅰ.ヨハネ誕生の物語・・・
1)エルサレム神殿で祭司の働きをしていたザカリヤのもとに主の御使いが現れ、老いた妻エリサベツに男の子が与えられることを告げ、名を「ヨハネ」(1:13)と付けよと命じました。ところが、ザカリヤは御使いの言葉を信じられず、疑いの言葉を口にし、「話せなくなります」(1:20)と告げられた通りになってしまいました。
2)約10カ月後、エリサベツに男の子が与えられ、人々は老夫妻に子が与えられたことを、神の大きな憐みと慈しみが注がれたしるしであると、神に感謝しました。ユダヤでは男の子が生まれてから8日目に割礼を施し、名前を付けました。名前は親族の名からとられることが慣例でしたので、人々は老いた父親の名「ザカリヤ」(「主は覚えていてくださる」の意味)とつけようとしました(59)。
3)エリサベツはそれを強く否定し、「ヨハネ」(60)にしなければならないと答えました。人々は苛立ち、続いてザカリヤに尋ねると、彼は書き板に、「ヨハネ」(63)と記し、人々は驚きました。すると、直ちに彼の口が開かれ神を賛美しました(64)。ザカリヤは神に全面的に自己を明け渡し、神の憐みを受けたのです。


Ⅱ.ザカリヤの取り扱い・・・
1)ザカリヤは口のきけない間、祈りにおいて神と格闘し、神は憐れみ深いお方との信仰が強められ、確かなものとされ、名を「ヨハネ」と宣言できたのです。
2)ザカリヤは苦しみが終わった時、それらについての怨み、辛み、不平、不満を口にせず、聖霊に満たされ神を賛美しました。ザカリヤは口がきけなくなったことを、自分の不信仰と不誠実への神の制裁と受けとめたのです。悩みの中にある者は、神の前に静まることが大切です(詩篇46:10)。神をうらむより、神の恵みに心を用いることです(詩篇40:5)。聖書は、「黙する時、語る時」(伝道3:7)があると記します。神の前に沈黙し、神のみ言葉を受けることにより、私たちを正しく聞くことに導きます。そのように導かれると、沈黙の後に全く別の新しい気持ちで、他の人と会うことができるのです。御子をさえ惜しまずに私たちに与えてくださった神が、私たちに苦しみや痛み、悲しみや辛さのみ与えらません。アドベントの今、世の喧噪に惑わされず、神の前に静寂と沈黙の時を確保しましょう。
3)ザカリヤが神の前に静まり、己の全てを注ぎ出し、己の器を空にしたとき、みこころを示し、聖霊は賛美で満たしてくださいました。


Ⅲ. ヨハネの命名・・・
1)ヨハネの誕生には、血の繋がり、家の繋がり、同族であること、何よりも重んぜられる古い体制や秩序が支配していました。
2)ザカリヤとエリサベツは、親族に存在しない男の子の名を、聖霊の導きのもと心を一つにし、神の示された「ヨハネ」で貫きました。神の新しい秩序が古い秩序を破り、新しいものが誕生したのです。8日目の割礼と命名、伝統を重んじる古い秩序の枠の中に、神のみ心が貫かれた時、新しい主のみ旨がなされるのです。ヨハネは、その使命を神から託されて誕生しました。
3)私たちも、様々な古い体制、秩序、因習、しがらみなどに取り囲まれています。しかし、神のみ旨を正しく知って従うとき、それを越えて新しいもの、真に人間として生きる心、人と人の関係に相応しい秩序を造りあげられ、主を救い主として受け入れる者が起こされていくのです。待降節に、私たちの姿勢も整えて頂きましょう。

教会の各活動


CSクリスマス会の様子

午後は、CSクリスマス会が行われました。

今週~来週の予定


■婦人祈祷会 火曜日(17日)10:30~


聖書:ヘブル書1章
題:仕える霊
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:80、86

■聖書研究祈祷会 水曜日(18日)19:30~


聖書:マタイによる福音書4章4節
題:神のことばによる
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:259、156、316

■クリスマス礼拝 来週日曜日(22日)10:30~

招詞:ピリピ書2章10~11節
交読文:31 詩篇100篇
聖書:ルカによる福音書2章1~20節
題:救い主イエス様の誕生
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:79、75、77