2013年12月1日日曜日

第1アドベント礼拝「お言葉どおりこの身に」

礼拝メッセージ 「お言葉どおりこの身に」 ルカによる福音書1章26~38節

長谷川ひさい師






大塚美術館には有名な「マリヤの受胎告知」の絵がありますが、今朝の聖書個所は有名です。「六か月目に」(26)とは、不妊の女性であったエリサベツが身ごもってから6ヶ月目ということです(ルカ1:5-25)。神が救い主をこの世に遣わすためになされた一番大切なことは母親選びでした。御使いガブリエルが神から遣わされて、マリヤのところにやってきました。「処女」(26)とありますがマリヤはダビデの家系であるヨセフのいいなずけでしたが、結婚の肉体関係はありませんでした。御使いは入ってくるなり、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます(28)と挨拶され、マリヤはひどく戸惑い、胸騒ぎがしました。マリヤは確かにヨセフと婚約していましたが、ユダヤの掟では、未婚の女性が赤ちゃんを身ごもったなら石打ち刑でした。もし、マリヤがそんなことにでもなったら、ヨセフとの結婚は破談になりマリヤ自身も命を失います。マリヤの心は不安でいっぱいだったことでしょう。

私たちも、み言葉を通して神に語りかけられたとき、胸騒ぎや不安になることがあります。マリヤは正直に、その不安な心のうちを御使いに尋ねました(34)。神は無理矢理従わせません。私たちも、マリヤのように不安や疑問、その他、何でも、祈りによって神に尋ねられることは、大きな励ましであり、とても大切なことです。

御使いは、恐れを抱くマリヤに、聖霊がマリヤと共に臨在し、身ごもりから出産までのすべてを行われますと答えました(35-37)。さらに、不妊の女と呼ばれていたエリサベツが、6ヶ月になっているという実例により、マリヤに信仰を与え、励まし、支えとなりました。神に出来ないことは何ひとつなく、神の言葉は必ず成就するのです(イザヤ55:11)

これらは常識的に考えられず、人間の想像を超えており、これはマリヤへの相談事ではなく、マリヤはイエス様の母となる、「神からの召命」をいただいたのです。人間が考え、計画を立てて実行するのではなく、神が立てた計画を、神が遂行されること、これが召命です。そして、たとえその時点で肉親の理解がなくとも、どんな困難・苦難が待っていようとも、神からの呼びかけに対して応えるのが献身です。

マリヤは相談されることなく、突然、母となるべく召しをいただき、不安や疑問もありました。しかし、神にお従いすることを選び、決心をしました(38)。「わたしは主のはしためです(38)とは「主の女奴隷として、主の言葉に従いますから、お言葉通しに成してください」と、身を献げる献身の告白です。

マリヤの信仰の特徴の第1は、神から遣わされた御使いが語ったみ言葉は、必ず成就すると信じたことです。み言葉にしっかりと根ざした信仰は、エリサベツの証からも分かります(ルカ1:45)。第2は、すべてを神にお委ねして従う従順さです(38)

やがて、誕生したイエス様は、私たちの身代わりとなって十字架にかかり、罪を贖い死んでくださいました。そして、私たちの罪と汚れをきよめて、クリスチャンとして生きる道を与えてくださいました。その原点は、マリヤのみ言葉を信じる信仰と、すべてをお委ねして従う従順です私たちもこのマリヤのごとくみ言葉を信じる信仰をいただきましょう。そして、不安や恐れ、疑問などを神に正直にお話し、神からみ言葉の応えをいただき、すべてをお委ねして従う者とならせていただきましょう。



教会の各活動


午後は、教会役員会が行われました。

今週~来週の予定


■婦人祈祷会 火曜日(3日)10:30~


聖書:箴言28章13節
題:憐れみを受ける
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:209、372

■聖書研究祈祷会 水曜日(4日)19:30~


聖書:マタイの福音書5章38~42節
題:2マイル行きなさい
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:1、172、379

■第2アドベント礼拝 来週日曜日(8日)10:30~


招詞:ピリピ書2章10~11節
交読文:29 詩篇95篇
聖書:ルカによる福音書1章46~56節
題:目を留めてくださる主
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:67、98、88