2013/11/03

主日礼拝「十字架による全き勝利」

礼拝メッセージ 「十字架による全き勝利」 コロサイ人への手紙2章4~7節

長谷川和雄師



10/20 特別礼拝の様子

主にあって救われ、新しい歩みを始めるためには、キリストがどんなお方であるかを知って、その成されたみ業を受け入れて歩む必要があります。

. キリストを知る(8-11)・・・1)世俗的なキリスト理解(8)8節は、16節からの信仰の誤りの要約であり、「注意しなさい」との警告で始まっています。キリストだけでは不十分との考えや思想が教会に入り、「どんな信仰も心の平安を与える」と騙し、救いを不明確にします。16節からは、律法的な信仰:自分の修養や努力によると教え、自分の正しさや信仰深い態度でごまかします。神秘的な信仰:幻、霊的体験、恍惚の状態、癒しを求め、経験を主張します。道徳的な信仰:この世で褒められることを求め、親切な行為で心を満たそうとし、世に目が向いていると記します。8節では、キリストに従わないサタン来の教え、人間が考えた知恵、哲学。世に属する幼稚な教え。人間の考え。これらのものに惑わされないようにと警告しています。2)神とキリストと私たち(9-10a)主が、「わたしを見た者は、父を見た(ヨハネ14:9)と言われましたが、砕かれた魂を通して主の品性を見せます(エペソ3:17-19)。主は優しく、柔和で、罪人と交わり、病を癒し、貧しい人を助け、人を愛し、命までも投げ出したお方です。自分だけの幸せを祈っている者は神を小さくします。自己中心の自分に死んで、主の愛に満たされ、周りの人々にキリストを見せ、救いに導く者であらせて頂きましょう。3)キリストの支配(10b-11)主は、神の国を実現される権威を持ち、人を癒し、平安に満たし、全てを支配し、腐敗・堕落、悪、欲から自分のためにしか生きられない存在を「脱ぎ捨て」させ、全く聖化します(ガラテヤ5:24)頭で受け入れて外見を飾るのでなく、心に受け止め、主にあって変えらた歩みが出来る信仰者にしてくださり、世から召し出し、主に属する者として、主に有用な者へと新創造してくださるのです。

Ⅱ.十字架による勝利(12-15)・・・1)命と罪の赦しを与える十字架。人は欲心、嘘、悪口、怒り、妬み、ひがみなどを止めようと努めても止められません(ヤコブ1:14-15)善行を行って自分の罪を償おうとしても完全に償えません。また、善行を行うことも出来ません。死んだ者と同じであり、永遠の滅びに定められている者です。そんな者を、「キリストと共に生かし」天来のいのちを与え、主はすべての罪を負い、罪深い者のために十字架で死んでくださったのです。私たちは自分の罪を認め、十字架を仰ぐとき、永遠の命と罪の赦しが与えられるのです。十字架信仰の恵みです(エペソ1:20-22)2)律法から解放した十字架。自分中心に物事を考える人は、相手だけでなく自分をも傷ついています。また、神を認めず、自分をも制することが出来ないのに自分が神となり、永遠の滅びの証書を突きつけられています。しかし、借財証書の全てを主は十字架の上で払い終えたのです。主は、人が負うべき律法や呪いを十字架につけられたので、人はそれら全てから解放されているのです。3)サタンに勝利する十字架。サタンは、人間の力で償えると、福音とは違う方向に導きます。しかし、主は、負けにより勝利し、恥じにより誉れを得、冠を剥がれましたが黄金の冠を得、死によって命を得ると、全く逆のことが十字架により実現されるのです。何時でも主の十字架を仰ぎ、み言葉によってサタンに勝利し、主の復活の命に与り、主にあって全くきよめられ、神に喜ばれる歩みを致しましょう。



10/20 特別礼拝の様子
教会の各活動


午後は、教会役員の臨時の打ち合わせが行われました。

今週~来週の予定


■婦人祈祷会 火曜日(5日)10:30~


聖書:ヘブル書4章16節
題:無力な者を助けて下さる主
説教者:長谷川ひさい師
新聖歌:275,474

■聖書研究祈祷会 水曜日(6日)19:30~


聖書:マルコの福音書4章21~34節
題:神の国の拡大
説教者:長谷川和雄師
新聖歌:178、268、342

■主日礼拝 来週日曜日(10日)10:30~


招詞:ヘブル書10章19~22節
交読文:14 詩篇37篇
聖書:ヘブル書12章1~3節
題:イエスを仰ぎ見つつ
説教者:吹上信一師
新聖歌:18、203,275